夏草
夏草繁る 野道の半ば 降り出す蝉の声を 暫らく聴いている 学び舎の陰で 抱きしめたものは 陽炎に揺れ浮かんだ 幻なりしか 夏草揺れる 夕べの風に 昔覚えたうたを 小さく乗せてみる オルガンの響き そしてきみの声は 蝉のしぐれの 残響なりしか
旅路は長く 行方なども見えず 時折髪を引くは 甘く酸い思い出
草笛の音色 細く頼りなく 記憶を土に埋(うず)め 光から遠ざける
夏日は長く 朝何を想ったろう 再度繰り返し もひとつ繰り返し
草笛の音色 細く頼りなく 埋もれた記憶に 吸い込まれてゆく
1997.08.07
前半：まんぞーさん 後半：嶋村
この曲を発表したときにまんぞーさんが１番を作って下さいました
調子に乗って嶋村が２番を付けました
「夏草」■
midi
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mp3
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生sax
バージョン（演奏popcicle_sato）
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作・編曲：増田丘山・嶋村 幸
ご注意：midiは曲の雰囲気を掴むだけのものです。出来るだけDLしたものを相応の音源で聴いて下さいね。
Roland
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